レインボーカフェの後継番組
2000年12月6日 なんとなく意味不明だった。予告だから仕方ないのだが、何でパイロットの格好なんだ?
もう東京近辺の方は見てるんだろーな、MXテレビ。これからネットの案内を観てこよう。
で、観た。リンク
アシスタントのお姉さんが代わるのねん。アナウンサーということは、うーむ。もうミュゼットを弾くお姉さんは出ないらしい。於徒楽的にはこれは残念なり。もうひとつの楽しみだったのに。
もういいや。とりあえず観続けるしかにゃい。
もう東京近辺の方は見てるんだろーな、MXテレビ。これからネットの案内を観てこよう。
で、観た。リンク
アシスタントのお姉さんが代わるのねん。アナウンサーということは、うーむ。もうミュゼットを弾くお姉さんは出ないらしい。於徒楽的にはこれは残念なり。もうひとつの楽しみだったのに。
もういいや。とりあえず観続けるしかにゃい。
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今回の退団発表と大劇場の売上
2000年11月30日 星組トップが退団表明をしている。これは前回の月組トップの退団表明と同じ仕掛け方である。時期が寒い冬なだけに、貸切公演とかで埋めてくれてるのだろうか。月組のときは通いやすい感じだったが、おっと今回は日本物ですわい。でもノル様は次のベルばらでお退めでござる。間違えんようになぁ。
こないだのは絶対サヨナラ公演のつもりで観に行った人もいたんじゃないでしょか? 於徒楽はマミ・ター・ガイチの同窓会趣向でおりやした。けっこうジンとくる演出でござった。
今度のはスター専科の役替わりが見え隠れ。その時期チケットの売れなかったスターは次の公演の主演作がこないとかなんかやられてしまうのでしょか? うむ、商業演劇なのねん。宝塚というところって、バリュー文化の元祖みたいな感じだったのではなかったか? 音のファミレス、衣装のコンビニ(だんだんアホらしいぞ>自分) ちと言い過ぎた。
どうも久々に書くと硬いのう。
こないだのは絶対サヨナラ公演のつもりで観に行った人もいたんじゃないでしょか? 於徒楽はマミ・ター・ガイチの同窓会趣向でおりやした。けっこうジンとくる演出でござった。
今度のはスター専科の役替わりが見え隠れ。その時期チケットの売れなかったスターは次の公演の主演作がこないとかなんかやられてしまうのでしょか? うむ、商業演劇なのねん。宝塚というところって、バリュー文化の元祖みたいな感じだったのではなかったか? 音のファミレス、衣装のコンビニ(だんだんアホらしいぞ>自分) ちと言い過ぎた。
どうも久々に書くと硬いのう。
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花組大劇場観劇
2000年11月17日 行って来ましたよん。スター専科は従来どおりの面子なので違和感なし。おっと、組長が代わりましたねん。ハッチ組長はダンスも決まるし味のある演技をなさる方ですから花に居てもそれなりに融けてる感じですわん。
今回予習もせず、ただ「ラストエンペラーのドイツ版」という程度の知識で見たお芝居。ルートヴィヒ?世は資本家として20世紀に生きたならきっと小林一三翁やディズニー氏のような芸術振興に一役買う程の才覚を持っていたのであろうに、なんて。それと、エリザベート皇后やマリーアントワネット王妃が出るあたり妙な展開。
ショーももちろん予習なし。とにかくアジアにスポットを当てて伝統文化と世紀を跨ぐ作品ということで新しさも意識されて、演出のポイントも以前より(岡田作品の中では)アップテンポのショーに仕上がっていた。北京の場面で物売りと自転車が出たのは仰け反った。
今回は1階A席上手寄りのほぼ真中。団体客も多く、当日券がどこまで捌けたか、なのだが、於徒楽の前の席は空いており、すごく観やすかった。星組さんと思しきジェンヌを発見。バウ組か、全国ツアー組か判別できぬ。
今回予習もせず、ただ「ラストエンペラーのドイツ版」という程度の知識で見たお芝居。ルートヴィヒ?世は資本家として20世紀に生きたならきっと小林一三翁やディズニー氏のような芸術振興に一役買う程の才覚を持っていたのであろうに、なんて。それと、エリザベート皇后やマリーアントワネット王妃が出るあたり妙な展開。
ショーももちろん予習なし。とにかくアジアにスポットを当てて伝統文化と世紀を跨ぐ作品ということで新しさも意識されて、演出のポイントも以前より(岡田作品の中では)アップテンポのショーに仕上がっていた。北京の場面で物売りと自転車が出たのは仰け反った。
今回は1階A席上手寄りのほぼ真中。団体客も多く、当日券がどこまで捌けたか、なのだが、於徒楽の前の席は空いており、すごく観やすかった。星組さんと思しきジェンヌを発見。バウ組か、全国ツアー組か判別できぬ。
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そういえばNHK星組(再)
2000年11月6日 思い出になっちまったが、まだだったので書いておきまする。「我が愛は山の彼方に」「グレートセンチュリー」のこと。星組の十八番としての前もの、聴くだけで笑いがこみ上げてしまうのは余程の植田脚本反応。場面設定といい、役者の出方といい、形式そのものが固まっている。だからこそ(これなのよ)植田脚本として(ここもそう)成り立っているのですからぁ(やっぱり・・・)<自分。
この3演では殺陣がひとつの呼び物だった。本場中国の京劇の型を取り入れ、刀や槍などのサバキに流麗さで見せる工夫がなされた。これは脚本家ではなく、プロデューサーや演出家の力による。とくに於徒楽はひいき目もあろうが、退めたオトコ氏のバトン風クルクルが忘れられない。
さてショーの方は、あの三木センセがレビューに挑戦、というかなりオタク的見方で迫ってみる。全国ツアーで回っているミラキャット(クルマではない)の作者とは思えないつくり。当時は気付かなかったが、実は同じ人なのねん。
レビューというからには、いくつかの音楽ジャンルに跳ぶ必要がある。ここでは、アメリカ(ジャズ・ロック)で始まり、ヨーロッパはウィーンとスペイン、イタリア(カンツォーネ)、そしてユーロ系ロック(SFの場面)に突っ込んで、最後はフランス(シャンソン)とくる。世界めぐりとしては範囲が狭いものの、音楽のジャンルでは緩急あるので於徒楽的にまとまっていると思う。ま、あのセンセとしては欲張って作ったものでしょうなぁ。
この3演では殺陣がひとつの呼び物だった。本場中国の京劇の型を取り入れ、刀や槍などのサバキに流麗さで見せる工夫がなされた。これは脚本家ではなく、プロデューサーや演出家の力による。とくに於徒楽はひいき目もあろうが、退めたオトコ氏のバトン風クルクルが忘れられない。
さてショーの方は、あの三木センセがレビューに挑戦、というかなりオタク的見方で迫ってみる。全国ツアーで回っているミラキャット(クルマではない)の作者とは思えないつくり。当時は気付かなかったが、実は同じ人なのねん。
レビューというからには、いくつかの音楽ジャンルに跳ぶ必要がある。ここでは、アメリカ(ジャズ・ロック)で始まり、ヨーロッパはウィーンとスペイン、イタリア(カンツォーネ)、そしてユーロ系ロック(SFの場面)に突っ込んで、最後はフランス(シャンソン)とくる。世界めぐりとしては範囲が狭いものの、音楽のジャンルでは緩急あるので於徒楽的にまとまっていると思う。ま、あのセンセとしては欲張って作ったものでしょうなぁ。
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レインボーカフェ KBS京都放送分
2000年10月31日 雪組新人公演東京の主演コンビ、レア氏&まひる嬢なり。この二人は確かベルリン帰りだっけ? というわけで文字通り一発勝負になった。まひる嬢はすでに本公演で活躍の場が与えられている故ご存知の方が多い。では今回の主役レア氏についてはどうか。実は於徒楽自身怪しいものの、印象は次のとおり。配属時は最初花組だったが2年前ぐらいから雪へ。ダンサーで8人口の最下級生格に入るパターンだが、去年芝居で銀橋を歌い踊りながら3人口で出たおいしい経験もしている。目が大きいし、二枚目タイプの顔立ち。いわゆる雪組のホープさんである。
彼女は番組で「本名の自分も大事にしたい」という話をしていた。スターになればなるほどその気持ちを持ちつづけることが難しくなる。だが、男役を演じる前にひとりの女性であるから、舞台でたまに見せる女装(本来の姿というべきか)の際立った(と想像膨らんでしまう)美しさも見てみたい。ファンとは贅沢なものである。そのくせ舞台以外でもファンとしては男役のイメージを崩されたくない。
余談だが、宝塚歌劇の公式HPで相変わらず姿月あさとさんの動きがファンの手で情報提供されている。退団後結婚もして普段女性としての姿を見せたってとがめるものはないのだが、ファン心理とは面白い。男役姿に惚れてファンになった人にはなおさらだが、歌っていないときの彼女のほわわ〜んとした感じは受け容れ難い、というカキコミを見ることができる。
彼女は番組で「本名の自分も大事にしたい」という話をしていた。スターになればなるほどその気持ちを持ちつづけることが難しくなる。だが、男役を演じる前にひとりの女性であるから、舞台でたまに見せる女装(本来の姿というべきか)の際立った(と想像膨らんでしまう)美しさも見てみたい。ファンとは贅沢なものである。そのくせ舞台以外でもファンとしては男役のイメージを崩されたくない。
余談だが、宝塚歌劇の公式HPで相変わらず姿月あさとさんの動きがファンの手で情報提供されている。退団後結婚もして普段女性としての姿を見せたってとがめるものはないのだが、ファン心理とは面白い。男役姿に惚れてファンになった人にはなおさらだが、歌っていないときの彼女のほわわ〜んとした感じは受け容れ難い、というカキコミを見ることができる。
レインボーカフェ 雪組
2000年10月25日10/24 KBS京都放送分
マリエ氏&ミヤコ氏。脇で光る男役さんである。楽屋でも芝居してて、楽しんでしまえるのは凄い。根っからの役者なのだろう。
今回の公演ではこのお二人の目立つところが感じられなくて残念。「バッカス〜」では、ゲンキンな従僕とオロオロする領主でそれぞれに印象深かった。だがこれからかな、存在感というところではあと数年かかる。で、舞台から離れてしまって、なかなか脇を占めてくれる役者が育たないものである。このお二人には是非とも、「極めろ組長!」でござる。
マリエ氏&ミヤコ氏。脇で光る男役さんである。楽屋でも芝居してて、楽しんでしまえるのは凄い。根っからの役者なのだろう。
今回の公演ではこのお二人の目立つところが感じられなくて残念。「バッカス〜」では、ゲンキンな従僕とオロオロする領主でそれぞれに印象深かった。だがこれからかな、存在感というところではあと数年かかる。で、舞台から離れてしまって、なかなか脇を占めてくれる役者が育たないものである。このお二人には是非とも、「極めろ組長!」でござる。
大劇場月組観劇 2階席下手最前列なり
2000年10月24日 「ふくし実践家」サイトにも記したが、この日、とにかく遠足日和で団体様御中だった。小学生、中高?生(女子・制服)、そして高齢者施設(経験上、デイサービスセンター併設特養の可能性大)利用者の皆様のお蔭により、2階席は見事に埋まっておりました。この公演、やたらと売れ行きが良い。
原因はきっと、トップスターの退団発表と専科・組替え関係によるドタバタ。これでヤメルわけやないのになぁ。
芝居のあらすじは一切省略いたしましてですね、なんとなくサヨナラを匂わす辺り、いやらしい。そしてセリと盆を使いまくり、さぞ舞台稽古が忙しかったろう。マミ様、ガイチ氏の握手はじわっと来たけれど。於徒楽の関心は、月組しか観ていない人が、ター様をどう受け止めたか、であります。実は今年のTCAで初共演したと思っておられるファンもあろうが、どっこいでござる。
11年前に花組でやった「ロマノフの宝石」という作品を妙に思い出してしまった今回の盆回りシーン。ガイチ氏が研2、ター様が研4、マミ様が研5だった。みんなその作品に出ていた。だから誤解を恐れず書くと、於徒楽にとっては同窓会にしか映らなかった。
くまこさんのために、ター様の場面を。
悪党らしくどっしりとした役作り、歌・ダンスはもちろん折り紙付で、ショーの方はGIのところが一番楽そうに見えた。そして大階段の歌もナイス。声と曲の流れとがマッチしていて、カッコよかったっす。
於徒楽の「お気に」は、今回キリヤン氏に決定した。ショーなんて申し訳ないほど、ガイチ氏よりもスポット浴びて活き活きしていた。どちらかというとター様に近いタイプですねぇ。で、東京・バウでもそうだが、タニ氏とコンビで使われて、これはヤン・ミキ的演出? キリ・タニかいなぁ。
原因はきっと、トップスターの退団発表と専科・組替え関係によるドタバタ。これでヤメルわけやないのになぁ。
芝居のあらすじは一切省略いたしましてですね、なんとなくサヨナラを匂わす辺り、いやらしい。そしてセリと盆を使いまくり、さぞ舞台稽古が忙しかったろう。マミ様、ガイチ氏の握手はじわっと来たけれど。於徒楽の関心は、月組しか観ていない人が、ター様をどう受け止めたか、であります。実は今年のTCAで初共演したと思っておられるファンもあろうが、どっこいでござる。
11年前に花組でやった「ロマノフの宝石」という作品を妙に思い出してしまった今回の盆回りシーン。ガイチ氏が研2、ター様が研4、マミ様が研5だった。みんなその作品に出ていた。だから誤解を恐れず書くと、於徒楽にとっては同窓会にしか映らなかった。
くまこさんのために、ター様の場面を。
悪党らしくどっしりとした役作り、歌・ダンスはもちろん折り紙付で、ショーの方はGIのところが一番楽そうに見えた。そして大階段の歌もナイス。声と曲の流れとがマッチしていて、カッコよかったっす。
於徒楽の「お気に」は、今回キリヤン氏に決定した。ショーなんて申し訳ないほど、ガイチ氏よりもスポット浴びて活き活きしていた。どちらかというとター様に近いタイプですねぇ。で、東京・バウでもそうだが、タニ氏とコンビで使われて、これはヤン・ミキ的演出? キリ・タニかいなぁ。
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レインボーカフェ 3回目 for京都
2000年10月18日 KBS京都さんありがとう。22時30分開始なら大抵観ながら録画できる。
今回はカシゲ氏&シイ氏。ベルリン行きと組替えにより、後から入ったり役替わりになったりと忙しい。そんな裏側を話してくださった。配属になった研一生で「テル」という愛称のコが居るようだが、確かに眼の辺りがGLAYの彼かも、なんて。タモリが流行ったから、的なつけ方ですねん。
於徒楽はすしアザラシを見たことがない。京都にあるのか? 今度の休みにでも出かけて会いに行こう。
今回はカシゲ氏&シイ氏。ベルリン行きと組替えにより、後から入ったり役替わりになったりと忙しい。そんな裏側を話してくださった。配属になった研一生で「テル」という愛称のコが居るようだが、確かに眼の辺りがGLAYの彼かも、なんて。タモリが流行ったから、的なつけ方ですねん。
於徒楽はすしアザラシを見たことがない。京都にあるのか? 今度の休みにでも出かけて会いに行こう。
スターの小部屋&NHK月組中継
2000年10月14日 マミ様の発言に納得の1日だった。「8ヶ月LUNAをやってました」とのこと、確かにそうだった。宝塚、東京に加えて博多もあった。そして現在公演中のショーについて「久し振りに、全然かつらじゃないぞ」とのコメント、初日のご挨拶でも仰っていたのが印象的。今回ちょうどその前回公演が放送されたので、意識せざるを得ない。前回のショーでは帽子か色髪のかつらが主流だったため被らずに済んだのは最後のデュエットダンスのみかな。
あの被り物のショー、於徒楽はあまり入り込めなかった。好きな方ごめんなさい。で、今日観た印象、そのまんま変わらなかった。出演者の努力は見えるのに、創りが呑みこめない。今やってる方が腑に落ちる感じ。
雪組東京の役替わり、この辺はまた「レインボーカフェ」で探るべし。
あの被り物のショー、於徒楽はあまり入り込めなかった。好きな方ごめんなさい。で、今日観た印象、そのまんま変わらなかった。出演者の努力は見えるのに、創りが呑みこめない。今やってる方が腑に落ちる感じ。
雪組東京の役替わり、この辺はまた「レインボーカフェ」で探るべし。
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ふたつの「ノバ〜」雑感
2000年10月12日 前に一度放送され、録画していたので、今回のは結局、月も雪も録画しなかった。いつでも観られるとの安心感でどうも気が緩む。今日も観ていない。
雪組が先に公演していた。もう消えた同期3兄弟プロジェクト(?)の役替わりがファンの間で話題となっていた。於徒楽はコム氏のマール、トウコ氏のブリーザ、ナル氏の夫人を舞台で観て、確か放送分もこのパターンだった(ご覧になって「ちが〜う」方お知らせあれ)。30年前の発想・ユーモアの塊である構成ながら、中身はむしろ刺激的である。それは、普段埋もれたようにみえる人がその実力発揮をバンバン見せてくれることである。警官だったり、ピエロだったり、於徒楽の着眼点はそんなところにも在ったりする。
最後、シナーマンの場面は出演者全体のパワーが観客を圧倒する。プログラムを見ると、ソールと数名の主役級男役を除き、女役の設定である。そして初舞台生が次に控えているお蔭で、組子全員が参加する。ピエロ役が緞帳を跳ね上げるために出てくるが、その他はそれより前から飛び跳ねている。この演出のため、初舞台生は異例の2組連続出演。でもこれは逆にかわいそうだった。いつも(例えば今年)のラインダンスなら、若さだけでなく40人のパワーを売り物に出来るが、それ以上のものを前の場面で見ているからちょっと辛かった。
ココでは今回、誰の役・演技・アドリブが良かった、などという背比べはしない。歌劇団としての魅せ方、アピールの手法を見るだけである。再演物を続演したのだから、きっと黒字? せこい?
雪組が先に公演していた。もう消えた同期3兄弟プロジェクト(?)の役替わりがファンの間で話題となっていた。於徒楽はコム氏のマール、トウコ氏のブリーザ、ナル氏の夫人を舞台で観て、確か放送分もこのパターンだった(ご覧になって「ちが〜う」方お知らせあれ)。30年前の発想・ユーモアの塊である構成ながら、中身はむしろ刺激的である。それは、普段埋もれたようにみえる人がその実力発揮をバンバン見せてくれることである。警官だったり、ピエロだったり、於徒楽の着眼点はそんなところにも在ったりする。
最後、シナーマンの場面は出演者全体のパワーが観客を圧倒する。プログラムを見ると、ソールと数名の主役級男役を除き、女役の設定である。そして初舞台生が次に控えているお蔭で、組子全員が参加する。ピエロ役が緞帳を跳ね上げるために出てくるが、その他はそれより前から飛び跳ねている。この演出のため、初舞台生は異例の2組連続出演。でもこれは逆にかわいそうだった。いつも(例えば今年)のラインダンスなら、若さだけでなく40人のパワーを売り物に出来るが、それ以上のものを前の場面で見ているからちょっと辛かった。
ココでは今回、誰の役・演技・アドリブが良かった、などという背比べはしない。歌劇団としての魅せ方、アピールの手法を見るだけである。再演物を続演したのだから、きっと黒字? せこい?
NHK 花組「タンゴ〜」「レビュー’99」
2000年10月11日 うちは都合により後もののレビューしか録画できなかったらしい。ショック。以下は去年大劇場を観おわっての評。
「タンゴ・アルゼンティーノ」では、悪いけどナオ様よりもオサ氏の方が目立つ役だった事をまず我が家で話題にした。それと、主役3人の3重唱が於徒楽的にお気にだった。
「ザ・レビュー’99」は、宙組からの続演。若さで推す宙組だったのを、ムードで推す花組がはねのけた。同じような場面設定だったのに、特に中詰のデュエットはタモ&ミドリ組の方が見応えあり。
この後の「ノバ〜」もそうだが、続演物が続いた去年、見比べる面白さはあるけれども、いやな発想をすれば、これは経費削減策なのねん。
「タンゴ・アルゼンティーノ」では、悪いけどナオ様よりもオサ氏の方が目立つ役だった事をまず我が家で話題にした。それと、主役3人の3重唱が於徒楽的にお気にだった。
「ザ・レビュー’99」は、宙組からの続演。若さで推す宙組だったのを、ムードで推す花組がはねのけた。同じような場面設定だったのに、特に中詰のデュエットはタモ&ミドリ組の方が見応えあり。
この後の「ノバ〜」もそうだが、続演物が続いた去年、見比べる面白さはあるけれども、いやな発想をすれば、これは経費削減策なのねん。
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「レインボーカフェ」京都で放送開始! 2回目
2000年10月10日[注]2000.10.12掲載
今回の放送は「先週からKBS京都でも観てくださってる」との紹介があり、TVに向かって勝手に手を振っていた。
雪組トップコンビの登場、東京の様子がわかる。大劇場に出ていた人が居なくて、逆にベルリン行きで出てなかった人が居た。なんとなく感じが違ってみえる。
トド様の台風バナシ、グン嬢の女くささ、どちらも納得。極めつけがパラパラ&おっはーを知らなかったとのたもうトド様の激白。
MXテレビのホームページあります。
リンク
いま記しながら思ったこと。舞台で回を重ねるごとに演技は深みが増すものだが、場数の差以上に、宝塚というところは未完成さをウリにしてて、客の側もある意味そこに魅力を感じるものなのだ。
逆に、舞台へ上がるまで最初の稽古1ヶ月では創りあげるべき事が出来てない、観劇料金を回収できるレベルの演技を見せて貰ってないな、外の世界と違ってぬるいのかな、そうやって払う客の観る眼が甘いのかな、どうなんだろう。
今回の放送は「先週からKBS京都でも観てくださってる」との紹介があり、TVに向かって勝手に手を振っていた。
雪組トップコンビの登場、東京の様子がわかる。大劇場に出ていた人が居なくて、逆にベルリン行きで出てなかった人が居た。なんとなく感じが違ってみえる。
トド様の台風バナシ、グン嬢の女くささ、どちらも納得。極めつけがパラパラ&おっはーを知らなかったとのたもうトド様の激白。
MXテレビのホームページあります。
リンク
いま記しながら思ったこと。舞台で回を重ねるごとに演技は深みが増すものだが、場数の差以上に、宝塚というところは未完成さをウリにしてて、客の側もある意味そこに魅力を感じるものなのだ。
逆に、舞台へ上がるまで最初の稽古1ヶ月では創りあげるべき事が出来てない、観劇料金を回収できるレベルの演技を見せて貰ってないな、外の世界と違ってぬるいのかな、そうやって払う客の観る眼が甘いのかな、どうなんだろう。
NHK中継 月組北京・上海公演
2000年10月8日 仕事のため今回は観ていない。最初の生中継を途中から見た想い出あり。そして撮り終えてから巻き戻して観ていた。
香港の夢をもう一度、とのラヴコールを受け、当時の日中首脳(小渕さんだったから実現したんだろーなぁ)が同意したとかでトントン拍子で話が進んだと聞く。かなり乱暴な説明なり。
例によって日本物ショーと洋物ショーの2本立て。酒井&三木のコンビはたしか香港と同じ。それぞれの得意・好評だった場面を構成しており、「あれは前に**さんが歌った(踊った)」というファンの自慢が見え隠れ。
ジェンヌたるもの不可能の文字は極力なくすべし、とのお達しでもなかろうが、中国語に挑戦しておられたのう。
そして、いつぞや再放送が流れたのだが、あいにく臨時ニュースのために録画ボツを余儀なくされたいわくつきの放送でもある。
於徒楽としては、日本物は松本みえこオネマが出てくるだけで充分なり。やはり本領は洋物。なんといっても懐かしい「ファンシータッチ」の場面が復活している。なぜかというと、組替え前で当時トップ(マミ様)・2番手(リカ様)・3番手(ガイチ様)がこれに出演していたこと、驚きを隠すべからず。そしてロンドンで披露済みの「ミリオンドリームズ」からデンジャラスの場面。よろしおすわ。
結果、紅白の出場へと繋がった訳。
香港の夢をもう一度、とのラヴコールを受け、当時の日中首脳(小渕さんだったから実現したんだろーなぁ)が同意したとかでトントン拍子で話が進んだと聞く。かなり乱暴な説明なり。
例によって日本物ショーと洋物ショーの2本立て。酒井&三木のコンビはたしか香港と同じ。それぞれの得意・好評だった場面を構成しており、「あれは前に**さんが歌った(踊った)」というファンの自慢が見え隠れ。
ジェンヌたるもの不可能の文字は極力なくすべし、とのお達しでもなかろうが、中国語に挑戦しておられたのう。
そして、いつぞや再放送が流れたのだが、あいにく臨時ニュースのために録画ボツを余儀なくされたいわくつきの放送でもある。
於徒楽としては、日本物は松本みえこオネマが出てくるだけで充分なり。やはり本領は洋物。なんといっても懐かしい「ファンシータッチ」の場面が復活している。なぜかというと、組替え前で当時トップ(マミ様)・2番手(リカ様)・3番手(ガイチ様)がこれに出演していたこと、驚きを隠すべからず。そしてロンドンで披露済みの「ミリオンドリームズ」からデンジャラスの場面。よろしおすわ。
結果、紅白の出場へと繋がった訳。
NHKスタジオパークにリカ様
2000年10月6日 家族がビデオに残していたものを観た。うほほほ。小学生・中学生時代の舞台映像は流石貴重。綺麗ですわ。声帯を痛めて博多公演をキャンセルされていたけれど、今回急きょホールライブとなって、次は雪組公演出演とのコト。ライブを観た方のコメントが、於徒楽本家WEBのリンク先に載っているのでよろしければ左上の■をクリック、一番上(解剖)から入って鼻(しるくはっと)へお越しくだされ。
初舞台を踏む前の時期に、憧れの人の振りの真似をして脚をズル剥けにした話が出たが、於徒楽はその舞台を大劇場で観ている。たぶん『メモアールドパリ』というショーで、リカ様憧れの大浦みずきさん(ナツメ様)がやってたのを覚えておりやす。覚えたのは当時から民放で舞台中継を我が家でビデオに録画していて何回も観たからであるが、あの、カウンターへひょいっと駆け上がるのはカッコ良すぎ。
ナツメ様の時代はすごかった。ベルばらの話になって恐縮だが、あのときの近衛隊メンバーって、退団者かトップか専科になったんでないの? 組子の人も若干あるやろかね。リカ様は、貴族夫人と衛兵隊員で台詞ありだった。あれから10年だ。どちらかというと遅咲きタイプといえる。ダンサー出身者にはありがちな話なのだが、もうベルリンでトップ張っちゃったから、そのうち大劇場で主役を担うのも、時間の問題。
初舞台を踏む前の時期に、憧れの人の振りの真似をして脚をズル剥けにした話が出たが、於徒楽はその舞台を大劇場で観ている。たぶん『メモアールドパリ』というショーで、リカ様憧れの大浦みずきさん(ナツメ様)がやってたのを覚えておりやす。覚えたのは当時から民放で舞台中継を我が家でビデオに録画していて何回も観たからであるが、あの、カウンターへひょいっと駆け上がるのはカッコ良すぎ。
ナツメ様の時代はすごかった。ベルばらの話になって恐縮だが、あのときの近衛隊メンバーって、退団者かトップか専科になったんでないの? 組子の人も若干あるやろかね。リカ様は、貴族夫人と衛兵隊員で台詞ありだった。あれから10年だ。どちらかというと遅咲きタイプといえる。ダンサー出身者にはありがちな話なのだが、もうベルリンでトップ張っちゃったから、そのうち大劇場で主役を担うのも、時間の問題。
「レインボーカフェ」京都で放送開始!
2000年10月3日 10月の『歌劇』を読んでびっくり。もう放送始まってる・・・。ローカル局で今日からMXテレビ発の「レインボーカフェ」、毎週火曜日夜放送が流れることになった模様。
チャンネルを合わせると星組のホープが3名ご出演。もう東京1000daysを終えたので千秋楽の映像を見ることが出来た。
オトコ氏。退団の彼女はきっとこれからダンサーとして地道に何処かで活躍するであろう。ひょっとしてニューヨークとかロンドン辺りも視野に入ってるんでは? そんな予感がする。
ホープ3名とは真飛聖さん、椿火呂花さん、陽色萌さん。この辺になると於徒楽は勉強不足ゆえ初舞台がいつなのか覚えていない。研6かいな?
チャンネルを合わせると星組のホープが3名ご出演。もう東京1000daysを終えたので千秋楽の映像を見ることが出来た。
オトコ氏。退団の彼女はきっとこれからダンサーとして地道に何処かで活躍するであろう。ひょっとしてニューヨークとかロンドン辺りも視野に入ってるんでは? そんな予感がする。
ホープ3名とは真飛聖さん、椿火呂花さん、陽色萌さん。この辺になると於徒楽は勉強不足ゆえ初舞台がいつなのか覚えていない。研6かいな?
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大劇場宙組観劇なり
2000年9月19日 『望郷は海を越えて』『ミレニアム・チャレンジャー』1階A席にて観劇。平日「ハナ火」2回公演の1回目なり。団体客も程よく入り、2階席の状況は不明であるがまずまず。立ち見までは出なかったが、サバキで入れたのかしらん。
お芝居は、日本とロシアの両国が舞台となり、要するに観る側にとっては一粒で二度おいしい形。やる側にとっては化粧に難あり。特におハナ嬢。日本人の姫とエカテリーナ2世陛下だからなぁ。テレビで見てそんな違和感なかったので心配はしませぬ。
もうひとつ、クーデターを起こす件で、オスカル様よろしく赤い軍服を着用、サーベルを持ってそれらしい振りをなさるのは、なんがしか団体客の誤解を呼ぶ場面になりはしまいか。おもろかったけど。
そうですねぇ、今回は組替えで入ってきた2人がちょっとしたポイントだった。芝居ではそれぞれ注目してもらえる場面があって、こーゆーのもお披露目って感じ。
元星組のマユコ氏。あの感じって誰かに似てるなって思っていた。笑い方なぞ、退団したけど真織由季さん(『PUCK』のオベロン王的)ぽいし、ポジションも彼女か、花組のたまお氏辺りかなあなんて思う。次はベルばらなので、配役予想。おいしいパターンならアンドレ(1幕目で死んでしまうので)。現実的なのは貴族夫人。ジャンヌをいぢめるアレなり。
元花組(配属時は月組、新人公演なんていきなり主役だった)のミズ氏。星組に行ってしまったネッタン氏の穴を埋めるべくカッコええ士官をソロ歌込みで熱演。ベルばら配役予想は、期待に応えてジェローデル少佐でっしゃろか(これで最近のキザ系人気を集めること必至)。
ショーはこれまたヒット商品。新調衣装のプロローグ、ソーランと宙を引っ掛けた男くさい場面(最後に「専」と見せたワタル氏)、続きが幕なし転換のさくら。カーテン前銀橋にて、究極レビュー、男役と女役の逆転場面。レットバトラー、スカーレット、アンドレ、マリーアントワネット、忠兵衛、銀ちゃん、うーむ後二人女が浮かばない〜それで、違和感は感じつつも初めての方には役逆転がわからないくらい化けておられた。お酒にちなんだ歌をメドレーで(タカ様得意の二枚目半)綴り、物の怪ストーリー(ジュリ氏銀橋ソロは初?)、SAMさん振付・CD発売中という十二支の場面、ラインダンスは流石団体客、拍手を浴びておった。そんな感じ。
於徒楽が熱く語れるということはそれだけオッケー度が高い証なり。威風堂々のデュエットダンスを見ながら、そーだ、初舞台から知ってんだ(一方的だけどさ〜)この二人、なんて妙な感慨にふけっていた。
お芝居は、日本とロシアの両国が舞台となり、要するに観る側にとっては一粒で二度おいしい形。やる側にとっては化粧に難あり。特におハナ嬢。日本人の姫とエカテリーナ2世陛下だからなぁ。テレビで見てそんな違和感なかったので心配はしませぬ。
もうひとつ、クーデターを起こす件で、オスカル様よろしく赤い軍服を着用、サーベルを持ってそれらしい振りをなさるのは、なんがしか団体客の誤解を呼ぶ場面になりはしまいか。おもろかったけど。
そうですねぇ、今回は組替えで入ってきた2人がちょっとしたポイントだった。芝居ではそれぞれ注目してもらえる場面があって、こーゆーのもお披露目って感じ。
元星組のマユコ氏。あの感じって誰かに似てるなって思っていた。笑い方なぞ、退団したけど真織由季さん(『PUCK』のオベロン王的)ぽいし、ポジションも彼女か、花組のたまお氏辺りかなあなんて思う。次はベルばらなので、配役予想。おいしいパターンならアンドレ(1幕目で死んでしまうので)。現実的なのは貴族夫人。ジャンヌをいぢめるアレなり。
元花組(配属時は月組、新人公演なんていきなり主役だった)のミズ氏。星組に行ってしまったネッタン氏の穴を埋めるべくカッコええ士官をソロ歌込みで熱演。ベルばら配役予想は、期待に応えてジェローデル少佐でっしゃろか(これで最近のキザ系人気を集めること必至)。
ショーはこれまたヒット商品。新調衣装のプロローグ、ソーランと宙を引っ掛けた男くさい場面(最後に「専」と見せたワタル氏)、続きが幕なし転換のさくら。カーテン前銀橋にて、究極レビュー、男役と女役の逆転場面。レットバトラー、スカーレット、アンドレ、マリーアントワネット、忠兵衛、銀ちゃん、うーむ後二人女が浮かばない〜それで、違和感は感じつつも初めての方には役逆転がわからないくらい化けておられた。お酒にちなんだ歌をメドレーで(タカ様得意の二枚目半)綴り、物の怪ストーリー(ジュリ氏銀橋ソロは初?)、SAMさん振付・CD発売中という十二支の場面、ラインダンスは流石団体客、拍手を浴びておった。そんな感じ。
於徒楽が熱く語れるということはそれだけオッケー度が高い証なり。威風堂々のデュエットダンスを見ながら、そーだ、初舞台から知ってんだ(一方的だけどさ〜)この二人、なんて妙な感慨にふけっていた。
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『ベルサイユのばら2001』東西同時上演
2000年9月15日 来るべき時が来たらしい。ゴールデンウィークをにぎわせたあの話題はやはり現実となった。来年の春、新世紀を迎えてなお30年前の社会現象をいうのか。初演の頃と時代の空気はなんとなく似ているけれども、元号の変わった頃と、新世紀を迎えようとしている今とではファンの受け止め方が違うようである。しばらくこのサイト、於徒楽の気が変わるまでベルばら関係で埋まりそうな予感。
再演のとき、反対を唱えたファンは少数あった。だが観たいと思わせる役者が当時揃っていたからであろう、今回ほど問題視されてはいなかった。配役には意外なパターンも含まれてどよめいたものの、結局は大入り続き。
さて今回。本拠地宝塚では恒例の初舞台生を迎えて宙組がフェルゼン・アントワネット編。同時期に東京宝塚新劇場にて星組がオスカル・アンドレ編。詳しい配役は未定だが、少なくとも宙組はトップコンビ(タカ様・おハナ嬢)がそのままフェルゼン・アントワネットとしてはまること、容易に想像できる。そして、専科は元星組のサエコ氏。これまたイメージどおりオスカルと思われる。しかしながら、星組は想像しかねる。専科出演はター・ワタル・ジュリ各氏。発表されている分だけで、ワタル氏は部分出演が確実。ほかのメンバーはバウホール等が入るかもしれないので、フル出場するかどうか不明。また、タイトルのつけ方からして、ノル様のオスカル予想を描くスポーツ新聞があるらしい。となると、専科メンバーによるアンドレのリレー? きついなぁ。トップ娘役のユリ嬢、再演の雪組版だとロザリーの可能性大。きっと月組版のディアンヌにはならないだろう。アントワネットに据えて、初演版に近づけるのではと、於徒楽的空想。
ちょうど衛星放送でアニメ版が放送中とか。本家WEB「於徒楽解剖される」ページ内で書いているとおり、於徒楽の人生にも少なからぬ影響を与えた「ベルばら」である。原作の素晴らしさは言うまでもない。だが平成ベルばらで残る脚本・演出の一部分については於徒楽も閉口させられる。公式HPお便りコーナーでとっくに指摘されているが、カーテン多用、小公子小公女、群衆芝居(貴族夫人、市民、兵隊)の一言台詞におもちゃっぽい馬車や映像。きっと新世紀バージョンにおいても踏襲されることは、担当者が同じなのでほぼ間違いなかろう。
昔の映像もDVD化されるだろう。オタク的に言うと、平成ベルばらでサエコ・ジュリ両氏は花組での初舞台。そしておハナ嬢は月組での初舞台。どう演じるのか楽しみだが、反面痛し痒しなり。
再演のとき、反対を唱えたファンは少数あった。だが観たいと思わせる役者が当時揃っていたからであろう、今回ほど問題視されてはいなかった。配役には意外なパターンも含まれてどよめいたものの、結局は大入り続き。
さて今回。本拠地宝塚では恒例の初舞台生を迎えて宙組がフェルゼン・アントワネット編。同時期に東京宝塚新劇場にて星組がオスカル・アンドレ編。詳しい配役は未定だが、少なくとも宙組はトップコンビ(タカ様・おハナ嬢)がそのままフェルゼン・アントワネットとしてはまること、容易に想像できる。そして、専科は元星組のサエコ氏。これまたイメージどおりオスカルと思われる。しかしながら、星組は想像しかねる。専科出演はター・ワタル・ジュリ各氏。発表されている分だけで、ワタル氏は部分出演が確実。ほかのメンバーはバウホール等が入るかもしれないので、フル出場するかどうか不明。また、タイトルのつけ方からして、ノル様のオスカル予想を描くスポーツ新聞があるらしい。となると、専科メンバーによるアンドレのリレー? きついなぁ。トップ娘役のユリ嬢、再演の雪組版だとロザリーの可能性大。きっと月組版のディアンヌにはならないだろう。アントワネットに据えて、初演版に近づけるのではと、於徒楽的空想。
ちょうど衛星放送でアニメ版が放送中とか。本家WEB「於徒楽解剖される」ページ内で書いているとおり、於徒楽の人生にも少なからぬ影響を与えた「ベルばら」である。原作の素晴らしさは言うまでもない。だが平成ベルばらで残る脚本・演出の一部分については於徒楽も閉口させられる。公式HPお便りコーナーでとっくに指摘されているが、カーテン多用、小公子小公女、群衆芝居(貴族夫人、市民、兵隊)の一言台詞におもちゃっぽい馬車や映像。きっと新世紀バージョンにおいても踏襲されることは、担当者が同じなのでほぼ間違いなかろう。
昔の映像もDVD化されるだろう。オタク的に言うと、平成ベルばらでサエコ・ジュリ両氏は花組での初舞台。そしておハナ嬢は月組での初舞台。どう演じるのか楽しみだが、反面痛し痒しなり。
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いまさらビデオ『あさきゆめみし』
2000年9月10日 観たぞよ。ハイビジョン、あんなに普通っぽいメイクで、子供以外は現役ジェンヌで固めた撮影モノ初めて。でも自然な感じ。これはNHKがにぎっているので、春にBSで放映された。そのうち地上波でもやるであろう。
源氏物語の前半、光源氏が藤壺の女御と通じてから須磨への都落ちを決意するところまでが描かれている。
於徒楽は先に舞台でやった後半を観ているので、
そのメンバー・役がほぼ同じであったことはありがたい。でも1回では、そんな表面的なつながりしか見えなかった。また挑戦なり。
忠告。脚本担当者が違うため「刻の霊」は出ません。映像:唐十郎、舞台:草野旦なり。
ビデオのおいしいところはメイキング。皆さん明るいわ。
今宵はこれ位にて。
源氏物語の前半、光源氏が藤壺の女御と通じてから須磨への都落ちを決意するところまでが描かれている。
於徒楽は先に舞台でやった後半を観ているので、
そのメンバー・役がほぼ同じであったことはありがたい。でも1回では、そんな表面的なつながりしか見えなかった。また挑戦なり。
忠告。脚本担当者が違うため「刻の霊」は出ません。映像:唐十郎、舞台:草野旦なり。
ビデオのおいしいところはメイキング。皆さん明るいわ。
今宵はこれ位にて。
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今日の『スターの小部屋』。
2000年9月9日 WOWOWで隔週放送している『宝塚スターの小部屋』。HPがあります。
リンク
で、今回はTCAの通し稽古にカメラが潜入。嬉しいじゃありませんか。カメラ目線、突然のカメラにびっくりする姿、奥でこそっと映りに行く悪戯やさん、稽古場からウケていたコメディの場面。
ワタル様ファン必見! 彼女の今と5年前の若かりし頃(?)が短時間ながら出てた。一緒に居た神田智さんは退団されてて今時々新聞広告に出てる。因みにわたる様の1期上でガイチ&コウ様と同期、スター有望株といわれていた。
研1コンビによる施設案内もなかなか新鮮。
WOWOW未加入の皆様御免の日でござんす。
リンク
で、今回はTCAの通し稽古にカメラが潜入。嬉しいじゃありませんか。カメラ目線、突然のカメラにびっくりする姿、奥でこそっと映りに行く悪戯やさん、稽古場からウケていたコメディの場面。
ワタル様ファン必見! 彼女の今と5年前の若かりし頃(?)が短時間ながら出てた。一緒に居た神田智さんは退団されてて今時々新聞広告に出てる。因みにわたる様の1期上でガイチ&コウ様と同期、スター有望株といわれていた。
研1コンビによる施設案内もなかなか新鮮。
WOWOW未加入の皆様御免の日でござんす。
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『歌劇』『宝塚グラフ』両9月号集中読み。
2000年9月8日 家族が買ってきてくれるのだが、最近じっくり読む時間がない。ま、ネットする時間をもっと削減すればすむハナシではある。
それぞれ、入手したそのときにぱらぱら気になるところを拾い読みしていた。
さて、知っている人にはおなじみだが、於徒楽の周囲には知らない人も多い。於徒楽の書くことがすでにヅカ体験になっている方もあるので、嬉しいやらへんな先入観を植え付けてないか心配やら。
『歌劇』、通巻900号という雑誌史上珍しい本である。いまこそWOWOW等でレアな姿が届くようになったけれど、戦前から貫かれているのが、団員の素顔・舞台裏・スタッフの意図・ファンの思いを集約していることらしい。
ファンの思いを凝縮させている「高声低声」常連様のご意見。どーなんだろー。同感するところもあるが、世代的ギャップに戸惑うところもある。確かに最近ジェンヌの書くものが面白くないと感じる。「えと文」の文担当者は、やはり若手より上級生の文章の方が面白い。昨年新人公演を終えた学年程度が、大体於徒楽と同世代っぽいので、それより上級生の方を求む。
『宝塚グラフ』、こちらは通巻640号、戦後からだっけ。『歌劇』よりは薄く、版も大きくヴィジュアルを意識したつくり。
こちらの愛読者はミーハーな声がよく出る。そんな感じでやわらかさが売りの『グラフ』は、同期生紹介が於徒楽の要チェック欄。今月のオランウータン、なりきり度は十分に娘役を捨てております。逆に普段どんな顔してんだか興味をそそられてしまった。
こんなところに書くだけでは意味ないと思うが、いろいろとアピールできるコンテンツが増えたので、タカラヅカの活字・写真メディアのおおもとらしく、何度読んでも味わえる世界を作って欲しい。
この度は是にて。
それぞれ、入手したそのときにぱらぱら気になるところを拾い読みしていた。
さて、知っている人にはおなじみだが、於徒楽の周囲には知らない人も多い。於徒楽の書くことがすでにヅカ体験になっている方もあるので、嬉しいやらへんな先入観を植え付けてないか心配やら。
『歌劇』、通巻900号という雑誌史上珍しい本である。いまこそWOWOW等でレアな姿が届くようになったけれど、戦前から貫かれているのが、団員の素顔・舞台裏・スタッフの意図・ファンの思いを集約していることらしい。
ファンの思いを凝縮させている「高声低声」常連様のご意見。どーなんだろー。同感するところもあるが、世代的ギャップに戸惑うところもある。確かに最近ジェンヌの書くものが面白くないと感じる。「えと文」の文担当者は、やはり若手より上級生の文章の方が面白い。昨年新人公演を終えた学年程度が、大体於徒楽と同世代っぽいので、それより上級生の方を求む。
『宝塚グラフ』、こちらは通巻640号、戦後からだっけ。『歌劇』よりは薄く、版も大きくヴィジュアルを意識したつくり。
こちらの愛読者はミーハーな声がよく出る。そんな感じでやわらかさが売りの『グラフ』は、同期生紹介が於徒楽の要チェック欄。今月のオランウータン、なりきり度は十分に娘役を捨てております。逆に普段どんな顔してんだか興味をそそられてしまった。
こんなところに書くだけでは意味ないと思うが、いろいろとアピールできるコンテンツが増えたので、タカラヅカの活字・写真メディアのおおもとらしく、何度読んでも味わえる世界を作って欲しい。
この度は是にて。