数ヶ月前「行くかどうか不明」としていた博多座花組観劇、なんと20日の当日滑り込みで立見券が取れたので、夜の部を楽しむ。
 於徒楽は初の博多座で、最初建物に目移り。歌舞伎公演も行われる関係上、調度品が日本らしくていい雰囲気なり。
 そんな中、大劇場と同じ「すみれの花咲く頃」のジングル。3階の一番後ろからだが、とても見やすくて、開演前から目の前のミラーボールにワクワク。そこにスポットがあたったときの客席の反応が嬉しくて。そして終演の送り出しはいつも聴くものと違うバージョンの「さよなら宝塚」。
 肝心の公演の中身は、上から観ても充分見応えのある計算された演出で、芝居・ショーともに素晴らしい。はるばる京都から新幹線でやってきた甲斐があったというもんすよ! 音響もすごく自然で、テープとマイクの声が溶け合ってて、まっこと新しい劇場けんよかよか!
 初演に立ちかえった芝居の脚本と、中大兄皇子の場面・歌を膨らませたことでトップらしさをモノにしたオサさまが衣装に負けないオーラを放っていてショーにも好影響。もともとWトップ用だった脚本に助けられて主題歌を歌う大海人皇子のアサ様。バウの『冬物語』を観ていた所為だろうが、安心感が増したように思った。さらに付け加えるなら、3番手のポジションで頑張っている愛音氏。妙にあの顔・髪型が若い頃(ココ重要ポイント)の紫苑ゆうさんに見えてしまった。その嫁りら嬢もすごく情感が在って、この後の雪でコム様をしっかり支えられる女優になれそ。
 ショーの方は上級生から下級生までみな活き活きしていて、宙から戻ったさお太氏も当然の如く大活躍。黒天使内定かしらん?
 で、千秋楽までお席は完売らしい。だけど不思議なことに、於徒楽の両隣には結局どなたも見えしまへんどした。さばき券に出会って座れたのかなぁ?

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