2階上手から11時公演を観る。開演前「和央の会」がサービスカウンター前に陣取っていた。お茶会かしらん?
 プログラムにて演出の木村センセが「一本物を凝縮した」と述べておられるように、確かにあと綺麗なプロローグと、ラインダンスから大階段に繋がるフィナーレをつけたら立派な一本物なり。一幕目の幕切れは謎解き直後が好い感じ。
 まだ始まって1週間なのでネタバレ的なところは書きたくないけれど、芝居の印象としてはカラフ王子を巡る3人の女達のそれぞれの生き様が書き込まれた、というところ。
 で、2階だったからか気になった部分、首斬り役人のソロダンス! プログラムにはスッシィ氏なり。宮殿の上の階で大きな剣をブルンブルンと振りまくっているので必ずチェックしていただきたい。親子の再会場面の辺りなんでついつい主役達に目が奪われがちなんですがねぇ。
 さて、ショーは幕開きからエネルギー的に中詰後の雰囲気。ボディパーカッションでっせ。EXPOの場面は乱れた髪を何度も掻きあげるタカ様。これは賛否両論出るかも。ベッカム氏に見習うのが良いか、自然な乱れを魅せるのが良いか。
 やっぱ45分だから短すぎ。どこを削ったかといえばプロローグ部分でっしゃろ。ノリ的にオイテケボリくらっちまった印象なり。そんでまたヨク躍る踊る。
 個人的にはミズ氏に努力賞を、これで東京にて退団のクオン氏に敢闘賞を。
 ほなこれからという皆さん、しっかり観てきてちょ。

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