家族が買ってきてくれるのだが、最近じっくり読む時間がない。ま、ネットする時間をもっと削減すればすむハナシではある。
 それぞれ、入手したそのときにぱらぱら気になるところを拾い読みしていた。
 さて、知っている人にはおなじみだが、於徒楽の周囲には知らない人も多い。於徒楽の書くことがすでにヅカ体験になっている方もあるので、嬉しいやらへんな先入観を植え付けてないか心配やら。
 『歌劇』、通巻900号という雑誌史上珍しい本である。いまこそWOWOW等でレアな姿が届くようになったけれど、戦前から貫かれているのが、団員の素顔・舞台裏・スタッフの意図・ファンの思いを集約していることらしい。
 ファンの思いを凝縮させている「高声低声」常連様のご意見。どーなんだろー。同感するところもあるが、世代的ギャップに戸惑うところもある。確かに最近ジェンヌの書くものが面白くないと感じる。「えと文」の文担当者は、やはり若手より上級生の文章の方が面白い。昨年新人公演を終えた学年程度が、大体於徒楽と同世代っぽいので、それより上級生の方を求む。
 『宝塚グラフ』、こちらは通巻640号、戦後からだっけ。『歌劇』よりは薄く、版も大きくヴィジュアルを意識したつくり。
 こちらの愛読者はミーハーな声がよく出る。そんな感じでやわらかさが売りの『グラフ』は、同期生紹介が於徒楽の要チェック欄。今月のオランウータン、なりきり度は十分に娘役を捨てております。逆に普段どんな顔してんだか興味をそそられてしまった。
 こんなところに書くだけでは意味ないと思うが、いろいろとアピールできるコンテンツが増えたので、タカラヅカの活字・写真メディアのおおもとらしく、何度読んでも味わえる世界を作って欲しい。
 この度は是にて。

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