本家HPにて公開している文章を転載。従って、文体が若干異なるところを了承いただきたい。(2000.9.21写す)

TCAスペシャル2000
白井鐵造生誕100年記念
KING OF REVUE

ライブ中継 IN KYOTO

9/2(土)15:30〜
9/2(土)19:00〜

中継:京都駅ビル劇場 シアター1200

 今年の春は海外公演が入ったり大幅な組替えが入ったり、それでなくても座付作曲家の記念コンサートがあったりしたので、なんとなく忘れかけてた年中行事であるTCA(宝塚クリエイティブアーツ)スペシャル。
 それより何より、防災の日兼レビュー記念日にこいつを持ってくるとは流石なり。だがその日には中継なし。
 公演のぶつかる宙組メンバーが大変です。組としておそらく今回初めてのケース、楽屋は賑やかになるでしょう。あ、クリスマスは経験済みだった・・・。
 今年のネタは宝塚レビューの父ともいえる白井鐵造氏。タイトルを直訳すればレビュー王ですからね。久し振りにはっきりしたテーマ性を帯びるスペシャルがお目見えします。
 於徒楽は、奇跡的にあの大劇場でのTMP(宝塚ミュージックパブリック、現TCAの前身)音楽祭をナマ経験したことがあります。1991年でしたから9年前。当時のトップはいわゆる平成ベルばら役者がラインナップしてました。それ以降はビデオ鑑賞にとどまっていました。
 TCAとなってからは、確かにバラエティ性が加味されるようになってきたわけですが、於徒楽的には「風と共に去りぬ」のパロディ(1994年)と5組揃い踏み(1998年)のほかは「また観よう」と思えず。努力賞は芝居のハイライトシーンを再現した1996年。
 今回(2000年)のポイントは、そんな再現シーンがいくつ出てくるか、というところ。最近の傾向は組ごとに何か場面をかためて稽古するようだから、オプションで7月中旬から集まってるんぢゃないの? 於徒楽が努力賞といいたいのは、1996年はそれをクロスオーバーさせて芝居を成立させてたところなのです。
 歌は比較的これまで本公演でも取り上げられてるものばかりなので一緒に口ずさむとして、何曲知らなかった歌に出会うか。
 あと穿った見方として、専科10人衆に与えられる衣装のランク。ひとつの目安は宙組トップの学年以上とそれ以下の扱い。
 10年前後ろで踊ってた連中が今最前列でキラキラさせて歌い踊るのです。気持ちいいぞー。でも自分の見たい人・アングルが映らなくてストレスいっぱい溜めて帰るかも知れへん・・・。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索